regardingやwith regard to、concerningなど「~に関して」の使い分けは万全?違いを理解しよう! |
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この記事を読むと regarding~、with regard toなどの表現を使い分けることができます。
● こんにちは、まこちょです。
英語には「~に関して」の表現がたくさんあります。それこそざっと挙げるだけでも、
① about ② as for ③ as to ④ regarding ⑤ concerning ⑥ respecting ⑦ in terms of ⑧ on ⑨ over ⑩ about …
とたっくさんあります。いや~覚えるの大変…(泣)
こういった表現はどのように使い分けているのでしょうか。今回はじっくり「~に関して」の表現についてその違いを考察してみようかなと思います。
我々日本人にとってはどれでもいいんじゃないか?と思わずブン投げてしまいそうな箇所ですが、じつはさりげなく大学入試問題で問われるポイントになったりします。ぜひ、少しずつでも身につけてくれれば幸いです(大変だけど) スポンサーリンク スポンサーリンク スポンサーリンク スポンサーリンク 「~に関して」の英語表現の使い分けabout: 周辺on: 接触・くっついているover: 覆いregard とrespect: aboutの仲間concerningAs to / As forin terms ofまとめ 「~に関して」の英語表現の使い分け about: 周辺aboutの基本イメージは「周辺」「およそ」であり、そういった意味ではおなじみかと。例えば「彼女に関すること」は 例 things about her で「彼女の【周辺(周り)】のこと」となり、彼女に関する比較的「浅いこと」、まちがっても彼女の「コア」な部分については指していません。 on: 接触・くっついている 先ほどのaboutと対極のイメージを持っているのがこのon。イメージは「接触」です。つまりくっついちゃっているわけですから対象について「ディープ」な部分を指す場合に使うわけです。「一点集中」のニュアンスがあるのが特徴ですね。 about Aは「Aに関するその周辺」、on A 「Aそのもの」と捉えてくれると分かりやすいかな? 例 a report on the India economy 「インド経済に関するレポート」 この例文はonを使っていますから、「インド経済に関する【ディープ】なレポート」という意味になりますが、これがaboutになると「インド経済に関する【軽い】レポート」となり、ニュアンスがことなることが分かるでしょう。 over: 覆いoverの基本的イメージは「覆い」。覆うんですからあることを隅から隅までじと~っと見るイメージでしょうか。最初から最後まで「巡る」というニュアンスがありますね。 例 quarrel over money で「お金に関して争う」は「お金のことについて隅々まで精査し争う」ということになります。じろじろ舐めまわすように見るイメージ(なんかちょっといやらしい表現ですが)です。 regard とrespect: aboutの仲間この2つの単語ですが、簡単に言ってしまうと「aboutを少し気取ってみた表現」と言えば分かりやすいのではないでしょうか。つまりイメージ的には about = regard系 = respect系 ということになります。ここで「~系」と表現したのは、regardを使った表現ならばすべてaboutと同じニュアンスになるということ。つまり
●【regard系】 regarding with[in]reagrd to as regards in this regards ●【respect系】 with respect to という表現はすべてabout同じニュアンスで使うことが可能ということです。注意すべき点は、regard系とrespect系はaboutよりフォーマルな場合に用いるということ。 とはいっても日本人の私たちからしたら、どのあたりからフォーマルなのか?という問題もありますから、基本的にはそれほど気にしないでいろいろ使い分けると良いかと思います。 concerningこの表現も基本はregarding / respecting などと一緒。注意ポイントはこれらの表現は「前置詞」扱いですのでconcerning about~などとやらないようにしましょう。 例 Concerning death, Americans are truly informal and practical people. 「死に関してもアメリカ人は全く格式ばらず実際的な国民だ」 As to / As for この2つについて覚えておいてほしいのは、この2つは「文頭」で使われるのがほとんどであるという点。 as to は後ろが「もの」のみで使い、aboutと同じニュアンス、as forは「人・もの」両方に使えるのが特徴です。 例 As for me, I am against his plan. 「私に関して言えば、彼の計画には反対です」 As to your request, we are now arguing. 「あなたの提案に関して現在検討中です」 文頭で使うというのがポイント高いですね。 ちなみにas toは若干古い表現らしく、現在ではほとんどregarding / concerningなどを使うという。そういえば確かにas toは最近見なくなりましたね。 in terms ofこの表現には注意しましょう。この意味は「~について」というよりは「~という点で」の意味です。したがって似てるようで全く違うと言って良いでしょう。 例 He sees everything in terms of money. 「彼は何事につけても計算高い」 ここは非常に難しいのですが、日本語で「~に関して」と表現されているが、それは対象を「限定する」意味での「~における」「~の」「~での」となる場合にこのin terms of が使われます。 また後ろに文「S+V」が続く場合、in thatという表現も覚えておくと良いでしょう。 例 Records are important in that they provide feedback for evaluating performance. 「業績評価のためのフィードバックを提供するという点に関して、記録は重要となる」 スポンサーリンク まとめさて今回はいかがだったでしょうか。この「~に関して」の表現ですが、表現の仕方は多種多様です。したがってまずは臆せずに使ってみること、大丈夫です!ネイティブですら間違えることがあるのに、私たちに完璧に抑えるのはなかなか難しいと思いませんか? ぜひ表現はコツコツ身につけてみましょう! ではまた |
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